転職活動、就職活動に求職者が短い面接の時間で自分をアピールするのを助けるツール、
それが履歴書です。電話をしてすぐ履歴書持参で面接ということもありますが、まずは書類審査のために
履歴書郵送という形をとっている企業も多いです。その場合にもし履歴書で落とされてしまったら…
直接会うことで挽回することもままなりません。
ここではそんな大事な履歴書をどのように書くのか、各ポイントで説明していきます。
1.A4判(A3判2つ折り)を選ぶ
※会社で使う書類等はほとんどがA4サイズのものばかり。
受け取った側もA4サイズでもらった方が整理し安いです。
2.学生や新卒者以外の人は「得意な学科」欄がなく「志望動機」の欄が広めのものを選ぶ
※読みやすい字の大きさで欄にちょうど良く収まるのが一番良いですが、書き足りない場合は「自由記入欄」
等にも続きを書くこともできます。ただ、長ければいいというものではないので、要点を絞り、わかりやすく
書くことが大切です。
3.学歴は中学卒業以降から書くのが一般的。高校から入学、卒業と全て記入する。
※学部、学科名などがある場合は細かく書きましょう。
4.職歴は企業名と部署、職務の内容を簡単に書く
例) ●●会社 総務部 配属 / 仕事内容:書類の入出庫、会計、備品管理等
※詳細は職務経歴書(別紙)に記入します。
※会社名は(株)(有)などと省略しないで正式名称で書きます。
5.自分のキャリアやスキルを志望企業でどう活かせるかを書く
※まったくキャリアやスキルと関係のない企業を志望する人は「ここで働きたい」という熱意をアピールしましょう。
※上記以外にも『ビジネススキル』(プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力』などをアピールすること
ができます。
6.志望企業が求めている人材にどのように自分自身がマッチしているかをアピールする
7.黒の万年筆や細字のサインペンなどで記入し、文体は「です」「ます」調で書く
8.間違えたら、修正ペン等を使用しないで始めから書き直す
※近年ではパソコンで履歴書を作成する人も増え、それを受け入れる企業も増えています。特にIT系ではそれが
主流になっている風潮もあります。ですが、手書きで悪い印象を与えることはまずありません。
9.免許や資格を正式名称で記入する(例:普通自動車第一種運転免許)
※取得に向けて頑張っている免許を書いても良いですが、具体的に「毎日●時間勉強している」と努力している
アピールができれば尚良いです。
10.何事も具体的に書く
※特技・長所などで「責任感がある」と書くだけでなく、どう責任感があるのかを例を挙げて書きます。
例)私は時間に遅れたことがありません、など。
11.前職の退職理由は前向きな言葉で書く
※前の会社の不満は書くべきではありません。将来のライフプランやキャリアプランなどに関連付けて
前向きな退職理由にします。
履歴書の書き方はここまでです。上記事項さえ守れば絶対に書類審査はパス!ということではありませんが、参考程度には
なるかと思います。
では次は 職務経歴書の書き方 です。
→トップページに戻る